成年後見制度・遺言書保管法・相続法の見直しについて

令和元年11月3日(日)、青森市「ラ・プラス青い森」で全国脊髄損傷者連合会北海道・東北ブロック会(主催・共済)の「ピアサポータースキルアップ研修会」が開催されました。
研修内容は、「成年後見制度・遺言書保管法・相続法の見直しについて」をテーマに、私こと青森県司法書士会の相坂正一が2時間の講演を行いました。会員・役職員・介助者等全体で35名が参加し、講演終了後は懇親会を開催し、交流を深めました。


公益社団法人全国脊髄損傷者連合会は、「社会のあらゆるバリアーに立ち向かい、力強く乗り越えようとお互いに支えあい、躍動する」という意味を込め、ロゴマークを作っています。

ピアサポーターとは
交通事故等で突如として、重度障害になってしまった方を同じ障害を持った仲間がサポートします。
病院や施設・家庭を訪問し、不安や悩みを一緒に解決し、社会復帰の手助けをします。

若者の結集離れが進んでる
講演前にブロック長であり、副代表理事でもある小林光雄さんとお話する機会があり、小林さんは「私たちには様々な課題がたくさんあるが、若者の組織離れが進んでいる。私たちが車イスで街中を歩くと沢山の様々なバリアーがあり、大変な状況である。少しづつバリアーを解決しているが、会に入って環境をより良くしていくことを若者にも理解して参加してほしい。」と組織運営の難しさを述べていました。

スポーツ振興、車いすバスケットで交流
様々なスポーツ競技大会に後援または協賛し、広くスポーツの振興を図っています。
懇親会では、山田憲史青森県支部長と懇談し、若い山田支部長は車いすバスケットチームで練習をしたり、試合をしたりして、スポーツでの交流を深めているということでした。
私はあの激しい車いすのぶつかり合いで危なくないかとの問いに、「危ないけれど楽しく汗を流している」と明るく答えていました。

毎年1回各県持ち回りの研修会楽しみ
ブロック会は毎年、各県持ち回りで総会と研修会を開催しており、年に一度のこの研修会に参加することを楽しみにしている会員も多くいるということでした。

今回の研修会では、石橋美智夫青森支部事務局長夫妻に多大なお世話をいただきました。
講演の話をいただいたり、企画・運営等でお世話になりました。二男の息子にも、パワーポイントを作ってもらったり、講演ではパソコンの操作を手伝ってもらい、大変助かりました(後でお礼をしました)。
今回このような団体にお近づきになれ、私の社会を見る視野を広がりました。
また講演資料として、法務省のパンフレットを多く活用させていただきました。
ありがとうございました。

研修会レジュメ

遺言書の悪い例 → 修正の仕方

研修会Q&A

成年後見制度 → 申し立てについて

遺言の訂正方法別紙見本

プレゼン資料1プレゼン資料2

 

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