2024年 仕事始めのごあいさつ

新年 おめでとうございます。

昨年2023年は5月にコロナ感染症が「2類相当」から季節性インフルエンザと同様の5類に変更され、その後も何とかコロナ感染が広がらないで一年を終わることができたのではないでしょうか。その代わり免疫力が低下したことによるものなのか、子供のインフルエンザが増えるなど様々な新型コロナウイルスの後遺症と言える症状・状況が発生していると思います。私自身も健康にはより一層気を引き締めたいと思います。外国からの観光客が増えるなどインバウンドが好調なようで、コロナ前のような状況になれば良いなと願っています。
一年を通じて特別な出来事はなく、お客様のご要望・ご期待に応えられるように家族総出で仕事に頑張ってきた、という感じです。この平々凡々が幸せなのかも知れません。ただ仕事が忙しくなり、自分の自由時間、趣味の時間が減っているのは、残念です。
今年は二男が大学を卒業して就職する予定です。ようやく大きな肩の荷を下ろせる、といった感じです。
また近時の物価高には驚かされます。
今年はいよいよ「相続登記の義務化」が始まります。昇り龍のごとく、忙しくなるのか心配なところですが、新制度の中身を皆様に説明できるよう職員一同頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

事件数は266件、目標達成も減収、減益 

昨年は総事件数が1割以上増の266件で、目標を10件超えることができました。
一年を通して安定した事件数でした。特徴としては相続登記が一昨年より20件以上伸びて、しかも後半に「相続登記の義務化」が始まるから、と言う理由のお客様が増えました。
一昨年は高額案件が多数集中し、大きな収益を上げましたが、昨年は高額案件が通常に戻ったということで、若干減収減益となりました。通常案件が増えたということは、良い傾向だと思います。

《事件の内訳》
① 所有権移転相続・保存        164件
② 所有権移転 売買・贈与        12件
③ 住所変更               13件
④ 抵当権抹消・抵当権設定        57件(9割が抵当権抹消)
⑤ 会社関係               10件
⑥ 裁判所関係(相続放棄、遺産分割調停等 10件
お客様の都合での取消し案件が3件ありました。今後、着手金といいますか前金といいますか、お客様に応じて対応したいと思います(難しいですが・・)。
まだまだ零細企業ですが引き続き、相続登記をメインにカンバって行きたいと思います。

《事件数の変遷》
2018年    76件(法定相続情報一覧図作成件数含)
2019年   184件(法定相続情報一覧図作成件数含)
2020年   165件
2021年   201件
2022年   233件
2023年   266件

狭心症治療は順調

昨年の4月に再手術をしてから、胸の痛みが無くなり、走れるようにまでなっています。ただ、運動不足のためか、年々体が硬くなり柔軟性がなく、腕や足腰の筋肉の衰えを感じています。腰痛がひどいです。少しでも運動をして健康に気をつけて生活していきたいと思います。

外ヶ浜町・蓬田村で「相続登記相談所」を開設

当事務所独自の「相続登記の義務化」の広報活動として、司法書士の在籍していない外ヶ浜町、蓬田村(青森地方法務局、本局管轄)に「相続登記の無料相談会」を各2回開設しました。
今のところ相談者は少ないですが、1~2年程続けてみたいと思います。
他の市町村でも、「相続登記の無料相談会」を開設したいというご要望があれば、ご連絡ください。

「わとなー行政書士法人青森支店」

青森市出身のわとなー行政書士法人の須郷代表と戸籍収集を主に、引き続き連携して仕事を進めていきたいと思います。

長期相続登記未了解消作業 何とか5件を処理

昨年は5件を受け持ちさせていただき、何とか締め切りギリギリまでに終わらせることができました。
今年の受任は3件かな・・・・?

令和1年度 中泊町
令和2年度 深浦町 むつ市
令和3年度 青森市 三沢市 横浜町
令和4年度 青森市?0
令和5年度 青森市

インボイス制度が始まった

昨年10月から、国税――消費税のインボイス制度が開始されました。
当事務所も悩んだ末、やむを得ず、適格請求書発行事業者の登録をしました。
消費税支払いの負担が、ずっしりと重くのしかかるようです。
(本音はインボイス、何とか無くして欲しいです。)

ちょっとコーヒーブレイク 🍵🍰 

昨年はコロナ開けもあって、新規のラーメンや7件ほど、開拓しました。ほとんど全て、長男が見つけてきたお店ですが、ラーメン屋巡りが、趣味になりそうです。 (*^-^*)💟

「相続登記の義務化」が4月から始まります
~認知度まだまだ低い32・3%~

「相続登記の義務化」が4月から始まりますが、事件増加に繋がるのか心配なところです。昨年8月に法務省が行った新制度の関する認知度調査によると「相続登記の義務化」について「よく知らない」「全く知らない」と答えた人はあわせて67・6%
で認知度は32・3%にとどまっており、伸び悩んでいる。法務省は、広報戦略を見直さなければならない、としています。
「相続登記の義務化」が始まる4月までに、司法書士会は2回の研修を予定しています。「義務化」に伴い「申告登記」も始まります。私たち司法書士の方もしっかり対応できる態勢を整えておきたいと思います。
従業員の正隆くんもだいぶ司法書士の事務に慣れてきて、事務処理も速く正確になってきています。
お客様によりよいサービスを提供できるように頑張りたいと思います。

【令和6年4月1日からの「相続登記の義務化」】

3月までの司法書士会2回の研修を受けてから、より詳しい内容をお伝えいたします。 (昨年の内容を再度掲載いたします。)

1 「相続登記の義務化」が令和6年4月1日から開始されます。
「自己のために相続開始があったことを知り、かつ、不動産の所有権を取得したことを知った日から3年以内」に相続登記等をすることが義務付けられました。
2 過去の相続登記についても、「相続登記の義務化」の対象になり適用されます。
施行日前に相続の開始があった場合の「3年以内」の相続登記の起算日は、㋐施行日㋑自己のために相続開始があったことを知り、かつ、不動産の所有権を取得したことを知った日、のいずれか遅い日から3年以内に相続登記を行う必要があります。
3 義務違反には10万円以下の過料
「正当な理由」がないのに相続登記義務違反した場合は、10万円以下の過料の対象になります。
登記官が義務違反の事実を把握した場合、あらかじめ相続人に対して登記申請をするよう催告することとし、それでも登記申請をすべき義務を負う者が理由もなく登記申請をしないときに過料通知を行うこととしています。

「正当な理由」とは
① 数次相続が発生して相続人が極めて多数に上り、戸籍謄本等の必要な資料の収集や他の相続人の把握に多くの時間を要する
② 遺言の有効性や遺産の範囲等が争われている
③ 登記の申請義務があるもの自身に重病等の事情がある
④ 登記申請義務を負う者が、いわゆるDV被害者等であり、その生命・身体に危害が及び状態にあって避難を余儀なくされている
⑤ 経済的に困窮しているために登記を要する費用を負担する能力がない
など

4 「相続人申告登記」の新設
不動産登記法第76条の3
「相続による所有権移転登記を申請する義務を負う者は、登記官に対し、所有権の登記名義人について相続が開始した旨及び自らが当該所有権の登記名義人の相続人である旨を申し出ることができる。期間内にこの申出をした者は、所有権移転登記を申請する義務を履行した者とみなす」 が新設され、相続登記の義務を一時的に回避することができます。

「私は平和主義者」

昨年末TBSのテレビ番組で、ウクライナの母親が8000キロをかけて、自分の10歳の娘をロシアから命がけで救出するという報道番組がありました。(正確な言葉ではないかも知れません。概略で説明します。)
やっとの思いでクリミア半島に到着しますが、ロシア兵に尋問されます。「おまえはウクライナ主義者か、ロシア主義者か」と。
私は思いました。母親は嘘をついてでも「ロシア主義者だ」と言って、子供を救出するのではないか、と。
母親は答えました。「私は平和主義者です。」と。何と素晴らしい返答だと思いました。その後数時間後、9時間後?に子供は解放され、帰り道も命がけでウクライナにたどり着きました。
私も今度聞かれたら、自分を「平和主義者」だと答えようと思いました。どんな政治観、宗教観、哲学観を持っていようが、絶対戦争はやってはいけない。正義の戦争なんてない。刀や槍のチャンバラ戦争の時代ではない、簡単に数千人、数万人を殺すことができる、簡単に都市を破壊することができる、のが今の戦争です。犠牲になるのは、何の抵抗もできない市民、普通に生活している多くの市民です。国連もうまく機能していない、第2次対戦後80年になろうとしている。常任理事国や大国の拒否権はない方が良い。世界各地で停戦を呼びかけるデモが行われている。市民運動が盛んになっていけばいい。戦争反対を唱えよう、と堅く決意しました。
政治的なことは、言わないように努めていましたが、今日のウクライナやパレスチナの悲惨な戦争を見るにつけ、どうしても言いたくなりました。

最後に

同じ仕事仲間であった、司法書士の沼田桃子さんが昨年11月になくなりました。ガンを公表してから5年くらいになります。桃子さんはFBで闘病生活を載せていました。何度も状況が悪化する危険な状態になっていましたが、その都度、桃子さんのたくましい気力で困難をくぐり抜けてきていました。昨年の9月頃も状況が悪化しているという内容が載っていましたが、私はまた桃子さんなら乗り越えることができるのではないか、と安心していましたし、本人も直ると信じていたようでした。しかし、病魔は確実に桃子さんの体を蝕んでいたんだと思います。11月に急変し、そのまま帰らぬ人となりました。直前までFBに気丈に、(美のエチケットにこだわる桃子さんらしく)できる限りきれいに化粧をして投稿していました。
ご冥福を祈ります。

司法書士の使命は「国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与すること」です。市民の皆さんに貢献できる仕事だと自負して、取り組んでいきたいと思います。
おごることなく、日々精進して、市民の皆様に対して、よりよいサービスを提供できるよう、事務所職員一同頑張っていきたいと思います。
できれば、趣味も充実していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

《2023年の抱負・目標の結果

1 事件数目標256件       266件目標達成
2 囲碁3段位獲得         初めて大会Aクラス参加、3勝2敗 手応えを感じた
3 お客様にわかりやすく親切丁寧を心がけ、安価で満足していただけるサービスを提供する            概ね目標達成
4 家族が健康でありますように   自分の運動不足が続いている
5 五穀豊穣 世界平和       ウクライナだけでなく、パレスチナの戦争も始まり、最悪 戦争やめよ

《2024年の抱負・目標》

1 事件数目標266件プラス1割26件  292件以上
2 囲碁Aクラスで4勝を目指す 3段位の獲得に挑戦         3 お客様にわかりやすく親切丁寧を心がけ、安価で満足していただけるサービスを提供する
4 家族が健康でありますように
5 小さな喜びを大きな幸せと感じ、大きな悲しみを分け合って小さな痛みに変えよう
6 五穀豊穣
7 世界平和 ウクライナ・パレスチナの戦争やめよ

【正隆です】🐰

新年明けましておめでとうございます!正隆です。

2023年もあっという間に過ぎてしまったように感じ、様々な出来事があった内容の濃い一年でした。
新型コロナウイルスの終息、猛暑、パレスチナ、イスラエル戦争と一難去ってまた一難と感じ、日本国内だけでなく世界全体が平穏で平和な世界になることを願う一年でした。

<相続登記の義務化・外ヶ浜町と蓬田村の出張無料相談会>

昨年は、相続登記義務化に伴い早めに相続登記を済ませたいというお客様が多く、例年より案件数が増えました。今年の相続登記義務化が施行されるとより多くの人からご相談やご依頼が増えると思われるので、丁寧な説明をしていき、お役に立ちたいと思います。

また、昨年は外ヶ浜町と蓬田村へ出張相続登記無料相談会を開催し数件の相続登記依頼をお受けしました。

交通手段がない人や予定が合わなく法務局や市役所に行けない人や、一度自分でやってみたけど断念したといった方からのご相談がありました。

その他、遺産分割協議書の作り方がわからない、相続人が県外、海外にいて書類の送り方や戸籍の取り方がわからないといった方が多く、すべて弊所で代行して登記手続きまでできるとお伝えするととても喜んでいらして、登記が完了した際には感謝のお言葉をいただきました。

県外にお住まいの方でもお電話、メール、お手紙でもご相談を受けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

<猫ちゃん、ゴルフ>

 昨年の6月に八割れのベルちゃんが脱走して、家の前で自転車に轢かれてしまいました。その後すぐに動物病院へ行き検査をしてもらいましたが、特に異常はなく元気でした。しかし先生からは太り気味なので痩せてくださいと言われました。痩せるのが今年の目標です。もう一人のツナちゃんは真逆でがりがりです。寒がりなので作年の夏は暖かくて喜んでました。

 ゴルフでは県内は鯵ヶ沢町、弘前市、八戸市へ行き、県外では岩手県、群馬県に行きました。コースそれぞれ違う芝だったり傾斜がありとても楽しめました。今年は関東や北海道あたりに行ってコースを回ったり、観光をしてお酒を飲んだりして有意義なプライベートを過ごしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

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